2002年に発表された、時を超えたメゾンのアイコンとなったモデルは、1785年に初めて考案され、ジャケ・ドローのフィロソフィーの源泉に深く根ざし、時間だけでなく、オブジェ としてもまた、これまでにない方法で表現することが試みられ、実現されています。非の打ちどころのない傑 作であるグラン・セコンド(Grande Seconde)は、誕生以来、絶え間なく変化を続け、次々と豪華なジュ エリー ウォッチを展開し、ラバーやセラミックといった新素材を用い、ミニッツリピーターに見られるよう な、卓越した技術が生み出す複雑機構を搭載しています。ジャケ・ドローの職人たちは受け継いできた遺産を忠実に大切に守り続け、2008年にポケットウォッチ アイボリー エナメル(The Pocket Watch Ivory Enamel)を製作します。これはまさにジャケ・ドロー の神髄への回帰であり、“高温焼成” エナメルの美しさ、そして歴史を経て培ってきた素晴らしい専門技術へ の称賛の証なのです。
1721年、ラ・ショー・ド・フォンで産声を上げたピエール-ジャケ・ドローは、18世紀の偉大な発明家職人として名を馳せ、時計史にその名を刻んでいます。ジャケ・ドローは、2000年にスウォッチ グループの傘下に入ってからも、創業者の軌跡と伝統技術を絶えず継承し続けています。
ジャケ・ドローが2013年、長い歴史を 重ね、創業275周年を迎えました。崇高かつ革新の精神を養い、エモーションと ポエジーの重要性を伝え続け、日々、ブランドの未来を構築していきます。
ジャケ・ドローの世界をどうぞご堪能ください。
マーク A. ハイエック(ジャケ・ドロー社長)