ジャケ・ドローは、比類なきオートマタウォッチの系統を受け継ぎ、トロピカル・バード・リピーター(THE Tropical Bird Repeater)を発表します。熱帯の風景から着想を得たタイムピースは、自然美とともに、生き生きとした鳥や動物たちを称えています。そのエキゾチックな絵画は芸術の限界を超えて描かれています。この耽美主義のタイムピースは、ジャケ・ドローのシンボルである数字に因み、各モデル世界限定8本のみ製造されます。文字盤の華やかさは、グリーンまたはブラックのアリゲーターストラップおよび、オニキスまたはマザー オブ パールの時分表示インダイアルと見事な調和を奏でています。
トロピカル・バード・リピーター(THE Tropical Bird Repeater)は、二つの星を掲げるブランドの時計製造における技術と装飾のノウハウの粋を結集した唯一無二のタイムピースです。アトリエ・オブ・アート(LES ATELIERS D'ART)に加えられるオートマタは、エングレーバーと細密画家によって高められ、ラ・ショー・ド・フォンのブランドの8つのコードのうちの2つを描き出します。それらのコードは、ゴールド製ケースに抱かれ、マザー オブ パールのダイアルに浮かび上がる色鮮やかな緑豊かなオアシスを生み出す為に欠かせない要素です。ラグの側面、およびミドルケースには、ブランドの職人が手作業でエングレービングを施した動物のモチーフがあしらわれます。
滝は生命の源であり、熱帯の動植物に平穏をもたらします。このエデンの園には絶えず流れる滝がリアルに描かれています。中央では、メゾンの職人により手作業で彫刻とエングレービングが施されたハチドリが、色鮮やかなオレンジの極楽鳥花へ動きます。時計史上類を見ないこの翼は、1秒間に40回も羽ばたき、驚くべきリアリティを与えています。右側では、鮮やかなブルーの羽毛をまとったクジャクが尾を広げては折りたたみ、その一方で3時位置の嘴を開けたトカカクが、ヤシの葉の間から姿を現します。9時位置の3匹のトンボは優雅に舞い、暗闇で発光するスーパールミノーバ(SuperLuminova®)が施された微細な羽により、昼夜を問わず神秘的な雰囲気を漂わせます。
この装飾技術に加え、ケース内部のハンマーでカテドラルゴングを響かせて、時間、15分、分単位で時刻を告げる複雑機構「ミニッツリピーター」を搭載しています。スライドレバーで作動するこの複雑機構は、今日一握りのブランドと愛好家の特権となっています。新作ムーブメントRMA89がもたらす革新は彼らに高く評価されることでしょう。ミニッツリピーターの速度調節は外側の小さなブレード・スプリングの摩擦によって行われている為、このムーブメントにはほとんど音がしないフライング・ガバナーが搭載されています。新しい歯付のブレード・スプリング、15分単位と1分単位の間で伸びた休止時間、長3度による15分単位のチャイム音もまた、ミニッツリピーターの技術革新を示しています。振動数は21,600振動/時(3Hz)で、パワーリザーブが60時間に延びました。