ジャケ・ドローのオートマタを搭載した2つの新作レディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)は、 穏やかで、官能的、内に秘めた時計製造のフェミニンな詩情を表現しています。
2015年に発表されたジャケ・ドローのレディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)は、メゾンの歴史にターニングポイントを記しています。これは女性に捧げる初のオートマタコレクションで、卓越したタイムピースのコンセプトにおける、およそ280年のノウハウを駆使し無から創造した逸品です。レディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)は、ジャケ・ドローだけが持つと言っても過言ではない、メカニズムの長年のノウハウを結集して、創意、精度、機構の卓越した技術、高度な専門技術を持つ職人が手作業で紡ぐメゾン独自の「驚愕の芸術」といった、高級時計の真髄を極めています。つまりレディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)は、鳥籠、嗅ぎタバコ入れ、豪華な装飾が施されたオートマタを始めとする、およそ2世紀をも遡るピエール-ジャケ・ドローのクリエーションを継承した、ブランドの全作品を貫く自然主義を物語っています。
2つの新作モデル(世界限定8本)は、ブランドの豊かな遺産を称え、花のテーマを通じて自然主義の伝統を表現しています。ホワイトゴールド製モデルでは、ハスの花をシンボルに採用し、輪廻転生や美を象徴する精神的価値を与えています。こうした価値観は、ジャケ・ドローが大切にする完全と調和のシンボルである「8」と絶え間なく融合しています。レディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)の「8」は、オートマタ専用ダイアルを冠したダイアルと、時間を司る文字盤で描かれています。
ジャケ・ドローは、この文字盤に芸術的ノウハウを駆使しています。手作業で作られた2本のゴールド製針は、花のモチーフが装飾された文字盤上を動きます。ホワイトゴールド製モデルでは、ドーム型の“高温焼成”エナメルダイアルに、ローレリーフのハスの花があしらわれています。エナメルの青の濃さと奥深さは、エナメルパウダーの量を調節しながら、焼成を繰り返して固めていきます。最後に、文字盤の表面を丁寧に磨いて美しいドーム型に仕上げます。2つめのダイアルにはレースのようなフラワーブーケがマザー オブ パールに刻まれています。各モデルは、ベゼル、インナーベゼル、バックルに249個のダイヤモンドが施されています。
オートマタはレディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)の上部に配されており、2時位置のプッシュボタンで作動します。ボタンを押すと、ハスの花が動き、ゴールドの花びらが開いてダイヤモンドまたはサファイアが現れます。さらにこの宝石も動くようになっており、ハスの花が開閉する際、反対方向に回転して輝くブリオレットカットを美しく演出します。この約8秒間の動きは文字盤のハスの花の穏やかさと見事な調和を奏でます。滑らかな曲線を描くレディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)は、女性だけに捧げる「驚愕の芸術」を魅せて、彼女たちが大切な人に明かす内に秘めた秘密を詩的に想起させているかのようです。
“Some watches tell time, some tell a story”