レディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)の新作モデルは、プッシュボタンを操作することにより花を開かせることができるハスの花の装飾が施されており、美しく機械的な装いを背景にブランド独自のコード(特徴)を宿しています。究極のエモーションを漂わせる真のラグジュアリー…
2013年に発表されたジャケ・ドロー初のレディースウォッチ、レディ 8(LADY 8)は、時計製造の世界で瞬く間に独自の地位を確立しました。無限、調和、完全を象徴し、ジャケ・ドローが大切にする数字の「8」を想起させるフォルムを描いているようなこの腕時計は、ピエール-ジャケ・ドロー(1721年-1790年)の自然主義と動差の発明を継承しながら、そのスピリットと洗練美を際立たせる花のオートマタを搭載しました。2016年、レディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)はこの魅力的な歴史を引き継いでおり、その卓越した機構と装飾は、啓蒙思想の時代から感嘆を誘う技術を通じて、ジャケ・ドローのアイデンティティーを築き上げています。
レディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)は、重なり合う2つのダイアルとその滑らかなカーブによって、見る者を魅了する真のスペクタクルです。このタイムピースは、わずかにカーブしたマザー オブ パールの下部ダイアルとフォルムの丸みによって、すっきりとしたシンプルさを演出しています。マザー オブ パールの下部ダイアルの加工は、この素材の壊れやすさを考慮するとまさに挑戦と言えます。マザー オブ パールは、綿密にデザインされた針のフォルムとホワイトゴールドモデルに採用されたサンレイ仕上げのギョーシェ装飾によって光の作用を増幅します。
驚異的な上部ダイアルには超越した創造性が宿っています。アジアのいくつかの文化圏では、平和と洗練の象徴であり、聖なるものとして扱われているハスの花は、日夜開閉を繰り返す活発な花として、あらゆる時代の詩人、画家、植物学者を魅了してきました。ここではハスの花がサファイアクリスタルガラスに覆われています。2時位置のプッシュボタンを押すとハスの花が開きます。手作業でポリッシュ仕上げとサテン仕上げを施した6枚のゴールドの花びらが開くと、その中央で回転して花びらのゴールドを照らすブリオレットカットのサファイアまたはルビーが姿を現わします。次に花びらはゆっくりと閉じていき、ジャケ・ドロー独自のジュエリー製造のノウハウが駆使された秘密の機構を保護します。その動きは、ピエール-ジャケ・ドローが18世紀の宮廷で披露した最初のオートマタのように見る人に陶酔を誘います。
2つの異なるムーブメントがこのタイムピースを司っており、開発には驚くべき探求と小型化の努力が必要とされました。ケースバックから見えるムーブメントは、女性らしく魅力的なグラフィックモチーフのサンレイプリーツから着想を得たローターを備えています。38時間のパワーリザーブを搭載したレディ 8 フラワー(LADY 8 FLOWER)は、今年、ホワイトゴールドとレッドゴールドの2つのバージョンを各世界限定8本で発表します。この新作モデルにおいて、シンボル的な数字の「8」は、真のラグジュアリーの希少性と究極の逸品に宿る不思議な魅力を映し出しています。